活動紹介
2018.07.18
非行からの立ち直りと保護者支援
九州少年警察ボランティア連絡協議会(入舩清会長)は平成30年7月17日、沖縄県那覇市内のホテルサザンプラザ海邦で管区単位地域カンファレンスを開催した。参加者は管区内各県少協会長ら41人が出席した。
各県少協会長等研修会では、福岡県(少年警察ボランティアリーダー研修会)、佐賀県(切れ目のない支援)、長崎県(小学校における非行防止教室(寸劇)の実施)、熊本県(警察署再編に伴う新たな地区少年警察ボランティア連絡協議会の設置)、大分県(地区協会における居場所づくり活動の取組)、宮崎県(少年に手を差し伸べる立ち直り支援事業に対する積極的な協力)、鹿児島県(農業体験を通じた立ち直り支援活動)、沖縄県(沖縄県における少年ボランティア)が、それぞれの事例発表と協議が行われた。次いで、福岡、佐賀、沖縄各県警察本部の課長補佐による発表と協議が行われた。特別講演では、沖縄国際大学総合文化学部人間福祉学科の井村裕子教授が「非行からの立ち直りと保護者支援」と題して講演した。井村教授は、非行は「反社会的行動」で許されないことであるが、子供たちの裏の気持ちを汲み、その背景にあるそれぞれの理由を丁寧に聞き取ることが大切であると事例を交えて講演した。